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新年のご挨拶

東京都製本工業組合

理事長 星野 一男



 新年明けましておめでとうございます。平成22年の新春を迎え謹んで新年のご挨拶を申し上げます。旧年中は、当組合に対し、格別のご支援、ご協力を賜りましたことを厚くお礼申し上げます。
 さて昨年を振り返ってみますと、スポーツ界ではワールドベースボールクラシックでの日本の2連覇やメジャーリーグでの日本選手、とりわけイチロー選手と松井選手の大活躍など明るい話題がありました。そして天皇陛下即位20年、米国でのオバマ大統領の就任、衆議院選挙における民主党の圧勝による政権交代など、歴史的とも言える大きな動きがありました。
 一昨年の米国リーマンブラザーズの経営破綻とサブプライムローン問題に端を発した未曾有の金融危機は、100年に1度といわれる不況を招き、世界経済は大きく後退、日本においてもその影響は依然大きく、輸出の大幅減少、円高基調もあって企業の収益はますます低下し景気は一向に上向く気配がございません。
 製本業界においても受注が減少し、企業収益が低下、厳しい経営環境に置かれております。
 しかし、下を向いてばかりはいられません。昨年の全製工連全国大会岡山大会では、品種別分科会に代わり、「全国製本発表会」が開催され、全国から寄せられた高度な技術や新しい試み、社会的な活動の報告に感動を覚えました。出展された企業は独自性を打ち出しているところが多く、若い力や明るさに触れ、製本の持つ奥深さ、そして潜在的な力を感じました。大変有意義な企画であったと思います。
 このような中、当組合では、平成22年主要事業「三つの柱」を策定いたしました。@製本業中期振興ビジョンに関わる事業の実践、A製本産業個人情報保護体制認定制度の推進と環境問題への対応、B組合創立110周年記念行事の実施です。
一昨年、全製工連が「製本業中期振興ビジョン」をまとめ、それに基づき昨年は、「製本+シナジー創造特別委員会」が中心となってデザイナー業界と話し合いを行いました。紙媒体の価値向上や新たな需要創造など、組合員企業の変革を進めてまいりたいと存じます。
 環境問題に関しては日印産連GP認定制度の取得支援を行うとともに省エネ機械の導入を進めていく所存です。個人情報保護法対策としては、東京工組で行っております独自の認定制度SAPPSを、神奈川工組、大阪工組等にも普及させております。
 今年も、近年にない厳しい経営環境になろうかと存じますが、組合員並びに関係各位のご支援・ご協力を仰ぎながら、少しでも業界が良くなるよう組合事業を推進してまいりたいと存じます。
 終わりに、皆様のご事業の発展とご健勝をお祈り申し上げまして、年頭のご挨拶とさせていただきます。