製本界 平成23年9月号

表紙の解説「 いちょうこてによる溝つけ

いちょうを十分に熱し、左手で本ののど寄りを押さえてみぞの中央に当て、前方、手前へと動かして焼き付けていく。

 

目次

 特集 第54回全製工連全国大会東京大会効

             第25回古紙関係協議会開く

             広報委員会が行く report&interview 

      第5回株式会社 ブックアート 

       「お得意様と従業員と会社、みんなが良くなろう」 

     シリーズ 営業の強化で顧客満足を達成する

 連載 今月の話題「「コアコンピタンス 他社に真似できない核となる能力」 

         北部支部長 本間 敏弘

     9月定例理事会報告 / 二世会だより / 支部だより

     フォトギャラリー  / 支部訪問記「江東支部」 / 健保問題を考える

 情報 ◯ IGAS2011開催される ◯書籍専門委員会・雑誌専門委員会を開催
     ◯支部幹事長会を開催  ◯平成23年度SAPPS更新維持講習会

 

 

今月の話題 「コアコンピタンス 他社に真似できない核となる能力」   北部支部長 本間 敏弘

 

 

第 54 回全製工連全国大会お疲れ様でした。

製本+シナジー創造特別委員会の階様、シンポジウムご苦労様でした。全国大会にIGAS2011と大変楽しい週末でした。

 さて、シンポジウムにおいてシナジー委員会委員長より「気づき」をテーマに堤言発表が行なわれました。

 スマートフォンなどタブレット型の携帯端末の進化・普及率は高くなる一方で一つには電子書籍という脅威が有ります。

 また、IGAS2011で盛んにアピールされていたデジタル印刷機の高性能化も我々に与える影響が大きくなりつつあります。

 そのように大きな変化の波に直面している我々がどの様に紙媒体の未来を信じ新たな創造をし、紙の魅力をアピールし付加価値を与えていけるのか、又、顧客満足という観点からも要求に応えて行けるのか、組合員みんなで考える時なのかも知れません。

 各自受け取り方はそれぞれだと思いますが、まずは参加し情報交換をしていく中で、各自のコアコンピタンスを再確認し、次の一手を考えても良いのではないでしょうか。

話は変わりますが製本資料館の委員長を仰せつかっており、資料館の設立が具体的になってまいりました。存在意義等については賛否両論有ると思いますが、製本技術の伝承、本作りの核心に触れ、紙加工のプロセスを提示出来る様な場所にしていきたく委員会を設けております。この活動は製本+シナジー特別委員会にもリンクしていくでしょうし、製本学校ともリンクして行く場所と考えております。運営方法において各専門部会毎のイベントを企画したり、新たな紙加工の創造を考える時、自社の個展を開きたいと言っていただける様な資料館にしていきたいと思っています。

 最後になりますがシナジー委員長がおっしゃった様に待っていても組合は何もしてはくれないでしょう。組合からの発信をどの様に感じ、どの様に受け取るかは各組合員次第です。先ずはSAPPSやGP(グリーンプリンティング認定制度)に参加し、ポータルサイト「製本のひきだし」を活用するところから情報を発信し始めませんか。