製本界 平成24年5月号

表紙の解説

高速度断截機(昭和21年頃)

本号より表紙のテーマを「手作業」から「製本機械」へと切り替えました。製本機械と言っても最新のマシンではなく昭和の時代を中心とした懐かしい機械の紹介となります。「手作業」も「その時代の懐かしい機械」も当時の製本産業の発展を支え、現在の業界へと続くものであります。様々な機械をご紹介いたしますので、現在の機械の違いなどお楽しみ下さい。
 今月の表紙は昭和21年頃の「高速度断截機」です。終戦直後に製作されたこの断截機から多くの本が作られたのでないでしょうか。

 

目次

特 集

平成24年度東京都製本工業組合

通常総代会・臨時理事会

新三役座談会

トップダウンからボトムアップへ転換、開かれた組合に

全製工連 総会

第9回 広報委員会が行く report & interview
「オールマイティだから我々を選ぶお客様がいらっしゃる」 
株式会社 三光堂製本

東京製本二世連合会創立30周年記念全員大会

東京製本高等技術専門校入校式


連 載
今月の話題  理事長 大野 亮裕

新連載 経営承継は経営革新の後期

新連載 片平税理士の訪問日誌
4月代表役員会報告・5月定例理事会報告
健保問題を考える  加入者が考える建保組合制度
二世会だより
支部だより
支部訪問記


情報のページ8

◯ドルッパ関連
◯SAPPS関連
◯オペレーター養成講座
◯職業訓練校生徒作品展’12
◯紙製品専門委員会の開催
◯書籍雑誌専門委員会の開催

 

 

今月の話題「就任のご挨拶」  東京都製本工業組合理事長 大野 亮裕

 

この度、理事長のご指名をいただき理事長職を引き受けることになりました。どうぞ皆様よろしくお願い申し上げます。
 現在の日本経済は、6重苦といわれるように、円高・高い法人税率・労働規制・FTAの遅れ・環境制約・電力不足と値上げといった難問をかかえております。さらに、被災地の復興問題と、所得税・相続税・消費税の増税路線、そして、年金・健保・介護といった社会保障の問題、そして、戦後最大となった210万人に近い生活保護の問題と日本経済の舵取りが大変重要な問題となっております。
 我々製本業界におきましても、1500社近くあった組合員が650社を切り、賦課金収入が激減していることは皆様御承知の通りです。今後、大変厳しい組合運営になるとは思いますが、皆様のお力を借りて変えられるものから変えていくというスタンスに立って、「原点回帰・基本に戻る」を合言葉に企業経営と同じように日々改善・日々改革を目標に実施して行きたいと思っております。
 すでに決定しております、24年度の3つの事業計画
@SAPPSの推進と環境問題への対応
Aデジタルネットワークが製本業に与える影響とその対応
B取引慣行改善策の研究
を柱として、支部と本部は勿論のこと組合員と本部の融和を図るようにしたいと考えております。そして、今までのトップダウン方式を改め、理事の皆様のお知恵を頂戴して、組合員の皆様のご意見を反映できるよう努力していく所存でございます。
 これまで歴代理事長や多くの先輩方が注がれた熱い情熱と成果をしっかりと継承し柔軟な発想と行動力で理事の皆様と共に組合の発展につくす所存でおりますので、よろしくお願い申し上げます。
 終わりに組合員並びに関係各位の皆様の組合に対する、ご支援・ご協力を切にお願い致しまして、就任の挨拶と致します。