製本界 平成27年3月号

表紙の解説

イトーテック梶uZM-42」

 現在の油圧式断裁機になる前は、バネ締め方式を採用した断裁機が一般的で、その代表的なZM断裁機シリーズは、当時の主力製品であった。
 サイズは2尺8寸から4尺2寸までで、機械的には非常にシンプルな作りになっている。

目次

特 集

・第26回 広報委員会が行く report & interview
  192ページ新書版コミック専門の輪転印刷・製本一貫ライン 株式会社善新堂

・第12回 広報委員会が行く 機械メーカー訪問
  断裁機トップメーカーとして業界をリードする  イトーテック株式会社

・「基礎から学ぶBCPセミナー」

・専門校生徒座談会

・平成27年製本新春のつどい

・企業の個人情報への対応


 

連載

・今月の話題 「平常心」 文京支部長 高澤 正晴
・2月.3月定例理事会報告
・弁護士活用術vol.11〜〜フォークリフトについて 2〜
・経営承継ケーススタディ第6回 廃業も選択肢の一つ
・第12回税に関するよもやま話
・健保問題を考える 世界が注目する日本の皆保険制度
・二世会だより
・東京製本高等技術専門校専門校レポート
・支部だより

 

情報のページ
◯職業訓練校生徒作品展
◯カレンダー展

○page2015

○ミューラー オープンハウス

○平成27年度支部長会旅行

○手帳部会総会

○第63回ボウリング大会

○平成26年度技能検定

○製本を科学する

○商業印刷製本部会総会のご案内

○総代会の開催について

○補助金、支援事業

○平成27年度理事会開催日

 

 

 

「平常心」  

文京支部長 高澤 正晴

 

 

 皆様こんにちは。
 私は文京支部支部長一年生の高澤でございます。
 当支部の皆様に後押しされて支部長を務め始めて数か月経ちますが、今の自分の在り方で良いのか考えさせられているところです。
 今後も力まず、のんびり、平常心で続けられたらと考えております。
 ところで、受け売りになりますが、以前、地元の大本山護国寺貫主岡本永司様に伺ったお話しで平常心について述べさせていただきます。
 試合や勝負に臨む心構えとして「平常心」という言葉が良く使われますね。
 つまり、「焦りや不安、迷いのない波風の立たない冷静な心」と一般的に受け取られております。これは、間違いではありませんが本来の意味とは少し違っているようです。
その「平常心」という言葉は仏教語で「びょうじようしん」と読むそうです。
これは、中国唐時代の高僧、越州禅師が師僧の南泉和尚に「道というのはいかなるものですか。」と聞いたところ「平常心是道(びょうじようしんこれみち)Jと答えたと、そして「道を究めるには。」と問いかけた所たまたま別の修業僧が雑巾掛けをしているのを見て、「隅々まで入念に拭けよ。」と言って去ったそうです。
 つまり日々の生活の中にこそ仏道があり、悟りがあるということですね。ただ平常心でと言っても、どうしたら平常心になれるのか、勝敗にこだわる感情を抑えるのか、何も考えないようにするのか、単に思いめぐらして迷ってしまい修行になりません。そうではなくて、「今、行っていることに専念しなさい。そこに仏道の本質も悟りもある。」ということです。そこを怠りなく、コツコツと続けて行くことで次第に心が磨かれ養われて自然にことに当たって、悪戯に迷ったり動揺しない、いわゆる平常心が生まれて来るので、今与えられていること、やるべきことをしっかり行って行くことが大事なのである。とお話しされておりました。
 こうして今一度考えますと「平常心で」とは簡単に口に出来ないほど重く深い言葉でした。やはり、日々の努力が大切な様です。
 今後も皆様のご指導ご協力をお願いすると共に少しでもお役に立てればと思っておりますのでよろしくお願いいたします。