製本界 平成27年7月号

表紙の解説

株式会社 工藤鉄工所

「自動紙突揃え機」

 職人技でしかできなかったことを機械が可能にした!
 日本で最初の「自動紙突揃え機」昭和29年10月に完成。それまでは断裁機の上で揃えていたのをテーブルを傾斜させ、紙の間に空気を入れ、振動を利用して紙を揃えた。
当時は月産100台生産しても間に合わず、納期1年という良き時代であった。

目次

特 集

・「おもてなし」の全国大会
   第56回全製工連全国大会(京都大会)に向けて

・第28回 広報委員会が行く report & interview
「帳簿は会社の歴史」顧客が誇る、老舗ならではの技  株式会社 吉田帳簿店

・企業の個人情報への対応  『マイナンバーへの対応で実施すべき5つのポイント
・全日本製本工業組合連合会通常総会

 

連載

・今月の話題 江東支部長 中島 誠一
・6 月代表役員会 7 月定例理事会報告
・弁護士活用術vol.13〜債権(売掛金等)回収1〜
・健保問題を考える民間主導で健康づくり活動を実施「日本健康会議」が発足
・二世会だより
・東京製本高等技術専門校
・専門校レポート
・支部だより

 

情報のページ
○第37回製本人ゴルフ大会
○商業印刷製本専門委員会
○手帳部会情報交換会
○ブックフェア・プロダクションEXPO
○ハイデルフォーラム
○新型トライオート
○マイナンバーセミナー
○紙製品製本専門委員会
○書籍・雑誌専門委員会
○SAPPS 更新講習会
○ボウリング大会開催ご案内

 

 

 

大事な仲間達」  

江東支部長 中島 誠一

 

 

 組合の活動に関わり始めて、30年余りたちました。江東支部の若手会である江東江和会に20代前半に参加し、東京製本二世連合会でもわけあって2年近く会長をさせてもらい、昨年支部長になりました。本部の
 広報委員会も、昨年より委員長をさせていただいている所ですが、気付くともう10年以上もたってしまいました。
 思い返すと組合の活動と共に年を取り、長い間やってきたんだなと感慨深いものがあります。
 なぜこんなにも長い間、活動を続けてこられたのかをこの記事を書くにあたり考えてみました。
 ひとつは二世連合会や組合本部で出会った同業の仲間が何十年も面子が変わらす、皆一緒に年を取り、そのまま今の本部理事会メンバーになっています。この気心知れた仲間達と共に、組合事業に関わる時間を
共有してきた事が居心地の良さにつながり、結果としてここまでこられたのではないかと思います。
 しかし、この居心地の良かった組合にも平成不況が忍び寄ってくるようになりました。私達の江東支部では、一時期200社に届く事業社がありましたが、現在90社を切り、80社になろうとしています。
 売上げの低迷や後継者の不在による廃業や倒産、高齢化による組合脱退なども多くなって来ました。
 この10年で商業印刷物は20%減少し、雑誌も25%の発行部数の下落となっています。
 業界全体が収縮している状況です。
 この状況は、私達がかつて経験していない事態です。この様な時に江東の支部長として組合の舵取りをしないといけないのですが、これだというものにはたどり着いていません。しかし、このままで良いわけで
はないので、結果を出す為に出来る所から始めていこうと考えています。
 江東支部や下町の支部は小規模事業所が多いので何かあると経営悪化に直結する所が少なくありません。現状の厳しい状況に対し、組合員個々の考えだけでは限界があり、考えが行き詰る事も多いと考え、組合
支部の中で何十年と付き合いのある仲間達と本音で腹を割った話をする場を設け、協業の策はないか、共同受注やグループ化、合併は出来ないかなど、多岐に渡る話し合いの場を設け、生き残り策となるものにし
ていきたいと考える所存です皆