製本界 平成28年3月号

表紙の解説

「二連式背固焼付機械」

焼付機は手作業またはくるみ機で表紙付けされた本、クロス巻機で背巻きされた本等の背の部分を密着させるための機械である。
ガスまたは電熱によって、鉄板を加熱させ、その上に本をのせ、上から降りる盤いたと左右の締め板によって圧力を加え、密着させるのである。
表紙に載っているのは二連式ともいうが単式の物もある。又使用法が簡単なため、締機としても便利に、色々の目的に使われている。

目次

特 集

・第32回 広報委員会が行く report & interview
 見本帳で培った特殊製本技術とアイデアでお客様に応える提案を 鈴木製本有限会社
・東京製本高等技術専門校 生徒座談会
  「学校に通った1年で、製本をアピールするアイデアをいただいた」

・平成28年 製本新春のつどい
  1月15日? 東京ドームホテル「天空」で開催

・成長産業等設備投資特別支援助成事業
 (東京都中小企業振興公社)

・製本業者が造った石灯籠、八十八本!
  秩父・三峯神社と三峯八洲講

 

連載

・今月の話題「浅草支部のご紹介」  浅草支部長 吉澤 晃
・2月・3月定例理事会報告
・弁護士活用術vol.17 〜債権(売掛金等)回収5 〜 民事保全1
・健保問題を考える 医療費の補助は適切に利用を 必要な人へ長く残すために
・二世会だより
・東京製本高等技術専門校専門校レポート
・支部だより

 

情報のページ
◯第67回全国カレンダー展
◯職業訓練校生徒作品展'16
◯OAC製本教室
◯補助金セミナー
◯page2016
◯若墨会創立四十周年記念祝賀会
◯平成28年支部長会懇親旅行
◯としまものづくりメッセ
◯滑w研にて技術説明会
◯平成28年度予定表

 

「製本産直市場」
第65回ボウリング大会

 

 

 

「浅草支部のご紹介」  

浅草支部長 吉澤 晃

 

 

 

 浅草支部長を拝命して、もうすぐ2年が経とうとしております。私と製本組合との関わりは、30数年前に二世会である浅草親和会に所属したのが始まりで、その後父に代わり支部及び、手帳部会に出席する様になり、平成20年から手帳部会長として、本部に顔を出させて頂いて、総務委員会に所属し微力ながらお手伝いをさせて頂いております。

 ここで浅草支部について、ご紹介したいと思います。製本組合の組合員名簿では、現在ある15支部の一番最後に登場いたします。地域としましては、名前の通りに浅草を中心に、台東区の東半分に位置し、浅草という繁華街を有し商業地区と住宅地が混在し、中小の工場が多く昔からの職人が居て、合羽橋道具街のような個性的な商店街も在り、南部の方では問屋街も広がり、その昔は紙製品の問屋も多くその為に製本の仕事に従事する工場も多かったと聞いています。

 浅草は下谷、本所、深川と並び、江戸時代より下町を構成しており、今でも三社祭、鳥越祭り等、祭礼を通じての町会の繋がりも強く、そういう気質の中、普段の付き合い、また仕事に関しても色濃く出ていて、街に溶け込みながら、仕事をしております。最近ではスカイツリーの開業、浅草の再開発等で、外国人観光客も増え前よりも活況で有ると感じますが、今では紙製品の問屋も少なくなり、製本の仕事にはなかなか繋がり難く、売り上げの低迷、後継者問題もあり、50社から有った事業所も現在23社と半減してしまいました。今後も減少することも踏まえ、同じ区域で有り職種も似ている、下谷支部さんとの合併に向け、仕事は勿論ですが、各イベントも通じ交流も深めており、新たな支部の継続も進めております。

 どうしても仕事に追われ、なかなか外に出る機会も減ってきておりますが、組合活動だけではなく、異業種との方との集まりや、地元の皆さんとの集まりにも出来る限り参加するようにしており、電車に乗るだけでも新しい発見もあり、仕事のヒントになる事も多々あります。

全ての物が変化していく中、本部からの情報、又支部員の皆様の意見等の伝達を通じ、この様な先の見え難い困難な時代ではありますが、組合員の皆様の英知を結集致しまして、業界が発展いたしますよう、お祈りいたしております。