製本界 平成29年3月号

表紙の解説

「戦前の製本工場」
拠マ製本所(大正初期)

目次

特 集

・第37回 広報委員会が行く report & interview
   物を作って売って流通まで辿りつくと、それが品質保証になる   株式会社ウキマ
・東京製本高等技術専門校 生徒座談会
   「製本を幅広く学ぶと同時に、印刷も学んだ方が良い」
・東京都製本工業組合 「産直市場」開店のお知らせ
・「命と仕事を守る 製本業のためのBCP」セミナー開催

 

連載

・ 今月の話題 「城南支部を紹介します」   城南支部長 祭原 英二
・2月・3月定例理事会報告
・弁護士活用術vol.23 〜相続2 〜
・健保問題を考える  

  職場環境の改善・推進を目指す 「健康経営」、「健康宣言」に関心を
・東京製本高等技術専門校 専門校レポート
・二世会だより
・支部だより

 

情報のページ
・第11回 TASK ものづくり大賞表彰式
・OAC「製本教室」
・page2017
・Gift Show Spring 2017
・EXTRA PREVIEW#14
・GPSカンパニー展
・墨田支部断裁機講習
・平成29 年支部長会懇親旅行
・リスクマネジメントセミナー
・第67回 ボウリング大会
・産直市場出展社募集説明会
・BCPマニュアル(同封物)
・製本を科学する(同封物)
・組合員名簿変更

・ 断裁機特別安全講習について

 

 

 

「城南支部を紹介します」  

 城南支部長 祭原 英二

 

 城南支部は東京23区の最南端の大田区と品川区、目黒区を含めた地域で、城南とは城の南、江戸城(現在の皇居)の南側一帯を示し、多摩川をはさんで神奈川県川崎市と隣接しています。

 『下町ロケット』の佃製作所のモデルとなった工場とロケ地はわが社の近くにあります。世界に誇れるものづくりの技術者と町工場を有する地域ですが、技術者の海外流出などあり状況は年々悪くなっている様です。

 大昔の海水を由来とする「化石水」の黒湯銭湯が多数存在する温泉スポットで、大

田市場から近いので物価も安く暮らしやすい地域です。

 昨年、城南支部長となりまして早いものでもうすぐ一年が過ぎようとしています。去年はいろいろありまして、7月に工場長が入院、少人数(6名)の現場で一人欠けただけで大変、その上、後を任せていた主任が暮れに突然死54歳の脳幹出血でした。

戦力が三分の二となり、理事会にもなかなか顔を出せない状態が続いています。広報委員会の方もお手伝いできず申し訳なく感じております。

 思えば20数年前、私の親父が城南支部長の時は20数社あった事業所も現在12社。後継者の見えない事業所も半分近くあり、10年後にはどうなっているのだろうと考えてしまいます。しかしながら支部会では情報交換、技術的な話など大いに盛り上がります。

 城南支部の長所を伸ばせば良いのだ。短所は無視して良い、短所は簡単には直せない、短所には目をつぶってもいいんだよ。長所を伸ばすことだけ考えればいい。

 100メートルで金メダル取れるヤツはマラソンでは金メダルを取れない、逆もしかり、両方は取れない、100メートルとマラソンどっちが価値があるなんて誰かが決めればいい!なんて騒ぎながら二次会へと流れていきます。

 先が見えない時代はまだまだ続きそうです。先の読めない城南支部ですが皆様どうかよろしくお願い致します。