2:川下ワンストップ型モデル(フルフィルメント化)

【概要】

製本・加工以後の業務を一括して請け負うビジネスモデルである。物流業、倉庫業、DM業の業務へ範囲を拡大すると考えればいいだろう。
具体的には、在庫保管・管理、エンドユーザーへの発送代行(宛名出力、封入・封緘、発送)、さらにはエンドユーザーの名簿や購買履歴管理までもおこなう。

【生産/設備/技術】

自前で環境を整備する場合は、保管や作業の場所の確保が必要になる。また単なる保管業務ではない場合、在庫管理のためのシステムやあて名出力、顧客名簿管理のための、セキュリティレベルを高めるためのさまざまなハードやソフトへの投資が、新たに発生する。

【営業/マーケティング】

現在の顧客にニーズがあるかの探索や、そのようなニーズのある顧客の発見、また顧客が社内で行うよりもトータルでローコストになることの説得力のある提案営業がカギになる。

【財務】

資金的には比較的低廉と思われるが、保管場所の確保が新たに必要な場合は、大きな投資が必要になる。

【人材】

余剰人員がいる場合、教育によって充当することが可能か。

【マネジメント(経営者)】

顧客のニーズがあり、合致さえすれば、比較的マネジメントは容易だが、より高いレベルで川下業務を行う場合、PマークやISMSの取得は不可欠になる。